一人旅 五十三次一気完歩など

東海道、中山道など街道歩き

中山道六十九次 10日目 2021/04/30

今日は、大湫 (13.7km)、細久手 (5.9km)、御嶽 (11.8km)、伏見 (3.9km)、太田宿 (7.9km)、計 43.2 km の目標です。

そのまま美濃太田に宿泊して翌日赤坂、垂井、関ヶ原いづれかの宿場まで進んでおきたいところですが、あいにく明日は雨の予報なので、一旦比較的ホテルの探しやすい美濃太田で区切って、次回前泊で距離を稼ぐ事にします。今回は、恵那プラザホテルに前泊してのスタートです。午前5時少し前、さあ出発です。

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恵那駅 大井宿 出発

大井宿の宿場町を十三峠に向けて進んでいきます。

30分ほど歩くと、いよいよ十三峠の道標が、道標の近くには、親切な方のメッセージが、ありました。

中山道はここより御嵩宿まで約30Km幹線道鉄道を外れ山間を行きます途中食堂や商店宿泊所などありません。十分な準備、下調べで前にお進みください」

やはり、前回大井宿で区切りをつけたのは正解です。今日は時間もたっぷり、しっかり歩きます。

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十三峠へ

峠道に入って登っていくと、朝靄が雲海のようで美しいです。歩く時間や季節によって中山道を歩かれた方々と自分とでは、人それぞれ全く違った印象なんだろうなと思いながら、先に進みます。

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十三峠 朝靄

途中、祝上坂、乱れ坂、平六坂、紅坂など沢山の「坂」と名前のついた小さな峠や姫御殿跡、立場跡や小さな集落があります。大湫宿までは、14km 弱の長い道のりですが、変化があって飽きずに歩くことができます。十三峠に入ってから2時間半ほどで中山道ゴルフ倶楽部のコースに行き当たります。ここまでくれば、大湫宿は目と鼻の先です。

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十三峠を大湫宿
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十三峠 大湫目前

出発から約3時間大湫宿に到着、午前8時前になりました。

本陣があったらしい、集まろう公園の和宮様の歌碑を見学し、コミュニティーセンター近くの休憩所で公衆トイレを借り、15分ほど休憩です。

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大湫宿 和宮様歌碑 コミュニティーセンター
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大湫宿

次の細久手宿までは、6km 足らずです。大湫宿の高札場跡を過ぎて少し行くと、石畳で有名な琵琶峠です。途中盛り土が比較的綺麗に残っている八瀬沢一里塚や弁財天の池などがあります。弁財天の祠の前に白鷺が一羽、カメラを向けると動いたので作り物では無いようです。弁財天の化身かもしれません。

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琵琶峠 石畳
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八瀬沢一里塚 弁財天の池

弁財天の池から約30分、細久手宿に到着です。午前9時半です。

観光案内所になっている大黒屋さんで休憩させていただきます。

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細久手宿

これで約 20km 今日の目的地、太田宿までは、あと 24kmというところです。本格的な休憩は、約 12km 先にある、次の御嶽宿で取ることにして出発、まだまだ所々旧道の峠道を進みます。細久手を出て約1時間半、謡坂のいろは茶屋を過ぎ、牛の鼻欠け坂を越えてさらに1時間、およそ2時間半で御嶽宿に到着、十三峠を越えることができました。

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細久手から御嶽宿
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牛の鼻欠け坂

結局、大井宿から6時間ほどかかりました。

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御嶽宿

御嶽宿には、名鉄が通っているので、駅周辺に食事できるところがあるかと期待したのですが、見当たらないので、次に出てきたコンビニで食事する事にして、おなかも減ってきたので先を急ぎます。途中御嵩町中公民館でトイレを借りて、進むとファミリーマート可児御嵩町店に行き当たりました。フードコートエリアをお借りして、一人で昼食、休憩させていただきました。

あまり、本格的な休憩はできませんでしたが、次の伏見宿までは、約 4km 可児川に沿うように進めば、1時間かからず到着、午後1時過ぎになりました。

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伏見宿

今日の最終目的地、太田宿目指して今度は木曽川に沿うように進みます。

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太田宿へ

太田橋を渡れば、太田宿本陣跡は目と鼻の先です。14:20 分です。調べてみると、14:55分に美濃太田駅から東海道本線米原に行く電車を見つけました。ちょっと走るか、早く歩けばこれに乗れそうです。十三峠を越えて疲れた体に鞭を打って小走りに、太田宿本陣跡に急ぎます。

木曽川堤防から下れば太田宿の街並みです。次回の出発の際にゆっくり見学する事にして、木曽川渡しの面影を留める本陣跡に向かいます。14:40 本陣跡に到着、またまた小走りに美濃太田駅に向かいます。

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太田宿

3分前に美濃太田駅に到着、高山本線で岐阜へ、そこから東海道本線に乗り継ぎ米原に、米原から新快速で大阪へとうまく乗り継ぐことができました。

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残り 150km を切りました。あと3日から4日というところでしょうか?

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