中山道六十九次 ５日目 2021/04/10
そろそろ、踏破地点までの交通費がかさみ移動にも時間がかかるようにもなってきたので、電車との連携も考えながらのコース設定が必要になってきました。
今回は、北陸新幹線が停まる佐久平の最寄り、岩村田宿からスタートし「あずさ」が停まる塩尻まで２日間で進む予定で、最大難所の和田峠に加えて、塩尻峠を６日目（今回の２日目）に踏破する予定です。
今日は、塩名田(5.1 km)、八幡(3.0 km)、望月(3.5 km)、芦田(4.8 km)、長久保(5.6 km)、和田宿(7.9 km) 計 29.9 km を目標に歩きます。 和田宿には宿泊施設が無いので、長久保宿の宿をあたってみると「みや」さんという民宿がありました。連絡させていただくと、和田宿まで送迎可能との事。長久保から和田宿の 7.9 km を今日歩いておけるのは大変助かります。「みや」さんに感謝です。
天候は快晴。今日は 30 km 弱、明日の最大難所の調整という事で軽めです。7時45分、さあ出発です。
岩村田宿を出て、美しい上信越高原の山々を眺めながら進んでいきます。今年は桜前線があっという間に通り過ぎた感じで、埼玉では既に葉桜になりかかっている桜が、ここ長野では満開です。今日、明日は、気温差が激しいようで最低気温は１℃前後です。
朝の快調な歩き出しのおかげで、１時間かからず、塩名田宿に到着です。
全く疲れていないので、休まず千曲川を越えて八幡宿に進みます。こちらも 3.0km と近いので３０分ほどで到着です。八幡宿本陣跡地から少し国道の方にそれると、ローソンがあるようなので一旦休憩です。トイレをお借りし、カレーパンとコーヒーでほっと一息です。
少しアップダウンが出てきましたが、旧道らしい旧道を何か所か楽しみながら、ローソンでの休憩含めて約１時間で望月宿に到着、まだ１０時半です。次の休憩は、芦田宿で取ることにして、どんどん進みます。早く到着して明日に備えてゆっくり休養する予定です。
望月宿から芦田宿までの道のりも、アップダウンはありましたが、美しい間宿の茂田井や、遠くに見える北アルプス、立科ゴルフクラブの満開の桜など楽しい道のりでした。芦田宿の交流館で、長久保宿に続く笠取峠前の休憩をさせていただきました。
芦田宿を出て少し行くと笠取峠の松並木です。松並木を通り過ぎてもまだ上りは続きまます。まずまずの峠道ですが旧道ではないので歩きやすいです。峠を下ると松尾神社から長久保宿にさらに下っていきます。
松尾神社を過ぎるとほどなく、長久保宿です。午後１時前になりました。長久保宿から和田宿は 7.9km「民宿みや」さんのピックアップは４時ごろからという事だったので、昼食を取っても少し時間が余りそうです。まだ、20km 少ししか歩いていませんが、笠取峠もあって、少し疲れてきたのでゆっくり進むことにします。
長久保宿を出て少し進むと国道142号線と合流します。道中、「500円ラーメン」があったので、面白いなと、ここで昼食、少し行くと「のどか牧場直営たまご屋キッチン」というお店がありました。やっぱりこっちが良かったなと思いながら、和田宿に進みます。途中旧道沿いに佇む趣のあるコミュニティバスの停留所などを見ながら進みます。
今日の道のりでは、長久保宿から和田宿の 7.9km が最長でもう少し時間がかかると思ったのですが、食事時間も含めて約２時間で和田宿に到着。まだ午後３時前です。
「民宿みや」さんに電話をすると、服装など特徴を言ってくれれば、街道沿いでピックアップするから、今日もう少し歩いておかれては？というありがたいお言葉をいただきました。トイレに行ってから、続きを歩く事にし、トイレのありそうな和田宿ステーションのある国道142号線側に下っていくとセブンイレブンを発見。事前調査では、芦田宿近くのローソン立科山部店以降コンビニが無くなるという事で最後の買い物をしようと考えていたのですが、すっかり忘れてしまっていて困っていたので夜食や寝酒などを購入し、トイレもお借りし旧道に戻って和田峠方面に進みます。
てくてく１時間ほど歩いていると、唐沢一里塚手前のドライブイン跡で、後ろから小さくクラクション、「民宿みや」さんのピックアップでした。
「民宿みや」さんは、きれいに手入れされた気持ちの良いお宿で、夕食、朝食とも大変おいしかったです。夜は、８時くらいから寝酒を呑んで早めに就寝しました。
