日光道中二十一次 3日目 2021/10/16
先週は、大阪に帰らなくてはならなかったので、2週間ぶりです。今日は、傘を差そうか差すまいか迷うような天気ですが、午前中は降っても弱雨ということで、続きを歩くことにしました。
上尾から大宮に出てJR宇都宮線で小山駅まで移動し、前回の続き小山宿からのスタートです。朝7時少し前、今日は、新田(5.1km)、小金井(3.2km)、石橋(5.9km)、雀宮(6.4km)、宇都宮(8.0km) 計 28.6km の短めな予定です。雨も降りそうなので前回頑張ばっておいて良かったです。さあ出発です。
いきなり凡ミス、小山駅の東側に出てしまいました。気を取り直して、小山駅西側から、日光街道である県道265号線にでて、北上を続けます。
てくてく進んでいくと、壬生道との分岐点です。私は、土方歳三が好きなので、東海道を歩いた際に、新選組の定宿を品川宿で探した時の事を思い出しました。この辺りは下野なのかと壬生義士(実際 土方歳三は多摩郡石田村生まれで、後に壬生浪士組に加入)に思いを馳せながら歩いていると、喜沢一里塚です。新田宿まではあと 2 kmぐらいでしょうか、雨が傘無しではつらくなってきたので、折り畳み傘を差して歩いていきます。
小山を出てから約1時間、新田宿 青木本陣跡に到着です。時刻は午前8時過ぎ。疲れていないので、小金井宿を目指します。
2 km くらいで、小金井一里塚に、もう小金井宿は目と鼻の先です。ほどなく小金井宿 大越本陣跡に到着しました。
時刻は9時前、生憎の雨で腰を下ろす場所もないので、どこかに屋根付きのベンチがある公園でもあれば休憩することにして、先に進むことにします。次の石橋宿で今日の予定は半分です。弱雨ですがなんとかなるでしょう。
小金井宿を過ぎ、進んでいくと旧道の残っているところがあり、できるだけトレースしながら進んでいきます。旧道沿いに大きな建物があり、よく見ると下野市役所です。旧道は市役所の敷地を横切るように通っていて敷地を抜けさせていただきます。
下野市役所を過ぎ 2 km ほど行くと旧道が途切れて、4号線に出ます。ここから当面、ほぼ4号線沿いに進んでいくことになりますが、歩道がそれなりに、整備されていて歩きにくくはありません。
4号線沿い、石橋宿のすぐ手前に、中央公園という小さな公園がありました。屋根のある東屋風のベンチもトイレもあったので、休憩させてもらいます。買っておいたパンを少し食べて、10分ほど休憩すると雨も傘を差さなくても大丈夫かなというくらい、小降りになってきました。出発です。まもなく石橋宿 伊沢本陣跡に到着、10時15分くらいです。休憩も取ったばかりなので、次の雀宮宿に進みます。
石橋宿から雀宮は4号線に沿って退屈な、なんの変哲もない道をひたすら歩きます、修行です。傘がいらなくなったのが救いです。
どんどん進んでいくと雀宮宿に到着です。小倉本陣跡には遺構がありませんでしたが、仮本陣がありました。11時半になりました。次の宇都宮宿まではあと 8 km 疲れてきているので2時間程度でしょうか、昼食は宇都宮餃子にすることにして、先を急ぎます。天気予報も、午後2時ごろからは本降りとの事なので進めるだけ進みます。
またまた、退屈で変哲もない4号線沿いの道を進んでいきます。1時間の修行の時間の後、前方に宇都宮の町の気配が出てきました。ここまでくれば、あと 3 km 程度でしょうか。雨は傘無しではつらくなってきたので、また折り畳み傘を取り出して歩きます。
雨降りは傘を持つ手がこわばってきたりするので、かわるがわる持ち手を変えながら進んでいきます。40分ほど歩くと、宇都宮宿 小平本陣跡に到着、午後1時15分、今日の目標は達成です。
東武宇都宮駅を通り越し、JR宇都宮駅に向かう途中で、念願の宇都宮餃子ランチを食べ、JR宇都宮線に乗って帰宅しました。
次回、少しは旅行気分も味わいたいので、宇都宮に前泊し、餃子ディナーでも食べて日光を目指すことにします。