東海道五十三次 5日目 2016/04/27
昨日は短距離で挫折したので、少なくとも駿府城のある府中宿、静岡市葵区を目指します。蒲原(11.2km)、由比(3.9km)、興津(9.2km)、江尻(4.1km)、府中(10.6km) 計 39km の予定です。雨も降りそうなので、富士川を越え蒲原、由比宿と進めるだけ進みます。
昔は、富士川も渡しで大変だったんだろうなと思いながら、橋を渡りきりました。600歩以上ありました。
コンビニに寄りたかったのですが、蒲原から由比宿までの旧道沿いにコンビニはありませんでした。
今回の旅で気づいたのですが、国道のバイパスを造る時には、市街地を避けるので、コンビニやファストフード店、レストランなんかはそちらの新道沿いにできて旧街道沿いには少ないケースが多いです。また、ある程度の町では、東海道での商いの名残か旧道は商店街になっているケースが多いです。東海地方のこれらの商店街がシャッター街化しているのを見ると栄枯盛衰を感じます。
というような事を考えながら、進んでいくと今日の難所である「薩埵峠」に差し掛かってきました。夏蜜柑の良い匂いがしてきましたが、季節外れの鶯が鳴いていました。
初夏も近いのにまだ、相手を探している鶯に一句「夏柑に、まだ独り身か、ホトトギス」季語合ってるかなぁと思いながら坂道を上ります。
まずまずの景観でしたが、箱根と比べるとあっと言う間でした。興津、江尻宿(清水区)に進みます。清水で痛みが酷いので、薬局のおじさんに相談するとロキソニンの方が断然バファリンよりも効くという事。薬剤師の免許をお持ちだったので、そのお店でロキソニンをゲットしました。飲んで30分もすると、激痛が我慢できる鈍痛くらいになりました。おじさんありがとう。おかげで無事府中宿に到着。本陣跡は眼鏡市場に。